涙。。。 イッツ・ア・ミラクル ~ This is AA


あるAAの経験を綴った書籍に、【捨て鉢の涙ではなく、喜びの涙だった。】と、書いてあった。

飲んでいた時の末期、よく飲みながら泣いていた。まさに捨て鉢の涙だった。

死にたくても死ねない。。生きたくても生きれない。。そんな思いが交錯すると、いつも泣いていた。。

自分の力に酔って喜んだり、自分の力に悲観して、惨めになるみたいな、全て自力本願的な喜怒哀楽が、いつも飲むと爆発した。。

だから、人の為に涙を流すなんていう感覚は、悲しい時位しかなかった。

日本のAAミーティングで、よく仲間が泣きながら分かち合いをしていて、それを貰い泣きする光景はよくある。

だが、そんな光景に出会すと、18年前に、アメリカのシアトルで行われたAAのインターナショナルコンベンションに行った時、奇妙な涙を思い出す。

イッツ・ア・ミラクル~This is AAというテーマで、AAプログラムを実践し続ける事で、浮浪者から這い上がって 、

会社を起こしたとか、学校の校長先生になったとか、医者になったとかという仲間達の専門家向けのオープンスピーカーズミーティングに出た時、

話している仲間達は、笑顔でゲラゲラ笑いながら話していて、聞いている専門家達は、殆どウォン、ウォンと声を出して泣いていた。。 

当時まだ4年チョッとしかソーバーのなかった俺には、理解に苦しむ、信じ難い光景だった。 

一緒にいた仲間に、何故専門家達は泣いているのかと尋ねたら、想像を絶する苦労をして、這い上がってきたのにも関わらず、

それに対する愚痴などは一切なく、全ては、神の恵みのお陰で、そこには自分の力など及ぶものではなく、

ただ、ただ、今は思い切り、人の役に立てている事に幸せを満喫しているという分かち合いに感動して、涙してるのだと説明してくれた。。 


まあ、そんな説明を受けても、当時の俺は理解に苦しんだ。。 

だが、今、ただ一つ言えるのは、病気によって、涙の流し方まで、自分本位のものになっていった事は、強く実感している。 

世捨て人だったアル中が、回復し、世の中の役に立つ道具になれている事に、一番の幸せを感じている生き方に、

感動して涙を流してくれる人達がいるなんて、何て心強い事かと思う。


随分、時間はかかったが、そんな人達と出会ったお陰で、俺もそんな泣き方をしてみたいと心底思えるようになった。

まさに、イッツ・ア・ミラクル ~ This is AA だ!感謝だ!  

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